「そんな、ありえないみたいな顔で見ないでよ」
「だって、想像できないんだもん‥‥」
しっかし‥‥どこに行けばいいんだろう
「マナ、放課後一緒に行こうか」
「ケイタ場所知ってるの?」
フッとほほ笑んだケイタは静かに目を閉じ
「当たり前。大体の予想はつく」
寝息を立て始めた。
じゃあ、ケイタと一緒に行けばいいよね
あたしは、窓の外に目を移しグラウンドを見た。
春の日差しとは思えないほど眩しい。
「マナちゃん」
トントンと肩を叩かれ振り返る。
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