「てめぇには関係のないこと。」 「んだと?」 2人の間に火花が見えるんだけど。 1ついいかな? あたしを挟んだままけんか腰で会話しないでくれ。 カナタは感情が高ぶってるのかあたしを支える手に力が入ってて痛い。 「ふ、2人とも落ち着いて!とにかくカナタはあたしを下ろす!ハルはカナタを睨むのやめる!」 指さしながらそう指示する。 ゆっくりあたしを下ろすカナタは優しい。 あたしは、スカートに付いた砂埃を手で払いながらある物に目が留まった。 それは、あたしの左手首につけられた腕時計。