「待ってる間に、なんかぞろぞろここに入ってく奴らがいたから。邪魔になるだろうからってヤっちゃった」


‥‥今の完っ全に語尾のところに星マークが付く喋り方だったよ


「片付いたのか」


カナタがナオを少しだけ睨むように話しかける。


「まぁな」


ぶっきらぼうに返すナオ。


「カナタ、なんでここにいるの?」


「こっちもいろいろあったんだっつの」


そう言って、髪をわしゃわしゃされた。


「うわわっ髪ボサボサになっちゃう!」


‥‥けど、なんでだろうすごく安心する。