「あ、いつぞやのイケメン君だ」


あたしは、2人を指さしながら呟いた。


「いつぞやじゃないな。つい今朝の事だな」


イケメン君ことカナタの的確なツッコミ。


「えっと、カナタだったよね。もう1人は?」


名前を呼んだ瞬間ものすごい嫌な顔であたしを見たカナタ


「勝手に呼び捨てにしてんじゃねぇよ」


「うっ‥‥」


さすがに、怖い。


あたしの後ろにいる中年ブタなんて、ブルブル震えてるし。


「まぁまぁ、いいじゃん。面白いし。俺はレオだよ。えーっと」