ふっと、短く笑って部屋から一歩外へ出た。


「好きにしろよ。でも、お前らが俺のバイクについてこられるか?」


流し目で後ろを見る。


金髪に緑の頭、それと真っ黒な‥‥‥鬼


「やべぇ、白龍に近づけたんじゃね?」


好奇の目と


「バカ、狙うチャンスが増えたんだよ」


少しひねくれたような目


それと、


「ついていく?‥‥追い越してやるよ」


自信に満ちた目








白鬼‥‥ね