2人のところへ行きたいのをグッと我慢した。 今ここで、離れたらマナが取られちまう。 もう、コイツは渡さねぇ‥‥ 「マナ、後ろにいんだろ。出せ」 白龍の低い声が、静かな緊迫した空間に響く。 俺は、マナの腕をつかむ手に力を込めた。 その行動を、反抗ととった白龍が後ろの金髪に合図をした。 「ハル、電話しろ」 「あぁ、もうしました。"終わった"そうですよ?」 「早かったな。後でご褒美やらねぇとな」 ニヤリと笑う姿に俺は背筋が凍った。