「なっ‥‥!?」


俺は目を見張った。


「ケイタっ!レオっ!」


頭で考えるよりも先に叫んでいた。


ドサッと投げ出された二人の状態はひどかった。


「はーっ、結構時間かかっちゃったんですけど」


「別にいい。肩慣らしくらいにはなったろ」


「そりゃ、まぁ。持ってくるの大変でしたけど」


肩をぐるぐる回しながらため息をつく金髪。


開いた口がふさがらなかった。


冷や汗が顎まで伝ったのに俺が気づくことはないだろう。


それぐらい、衝撃だった。