「何やってんだ?」




その声と共に、ふいに後ろから腕が伸びて来て、抱きしめられる。




「ちょっ!今乾かしてるんだから!」


「へいへい」




そう言いながら、冷蔵庫に向かう。ペットボトルを飲みながら流し目でこっちを見た。




「それ、可愛いじゃん」




あぁ、ダメだ。
たった可愛いと言われただけなのに、心臓がドキドキし始める。
自分でも顔が赤くなるのが分かった。




「何照れてんだよ。爪だよ爪っ!ばぁーか」



「なっ!分かってるわよ!」





ドキドキした私がバカみたい。
フイッとレオから視線を逸らし、冷蔵庫を開け私もペットボトルをとり、コクコクと飲んだ。




「嘘、俺から見たらお前も可愛いよ。」




目を細め、愛さが溢れた目で見られるとあぁ、またダメだと思ってしまう。
愛しくて心が温かくなる。





「もう乾いただろ?」


「うん…。」




そう言うとレオは嬉しそうに私の後頭部と腰に素早く手を回し、抱き寄せ、キスをする。




「…っ、……ん。」




すぐに口を割って下を入れてきた。
口内を侵されキスだけで息が上がってくる。




「…レ、……んんっ‼」





レオの手が服の中に侵入してくる。
弧を描くようにゆっくりと揉みしだいていく。




上の服をめくり上げられ、素肌がさらされる。片方は突起の周りを舌で焦らすように丁寧になぞる。もう片方はまた弧を描くように、やんわりと刺激を与える。






「…ぁ……んっ」





甘い声が出てしまい、眉間にシワを寄せグッと堪えが、突起を口に含まれ転がしたり吸われたり、やっぱり声を我慢出来ず漏らしてしまう。


「っ…ふ…んん!」