「何でお前から誘うんだよ!あんなのだから良かったけけどな、変なのだったらどうすんだよ‼」




言われてみればそうだけど、こんなキツそうな女に誰も寄って来ないと思う。
自分で言って、ちょっと悲しくなってくる。




「…だから、一緒に行くって行ったのに。別にキツそうじゃねーよ」




ボソッと言ったレオにえっ?と聞き返すと「別に何でもねぇよっ!」と言って、私からカバンを奪い、スタスタ歩き始めた。




あぁ、そうゆう事か。
レオが朝一緒に行くと言ったのは、私が誰かに絡まれたりしないか、心配だったんだ。




心配して急いで出てきたレオを想像し、一人心が温まっていた。




でも私としては、やっぱりあんまり学校では一緒にいない方がいいと思う。






お互いのために。