ー可愛すぎ。

「照れるの反則。」

と言いながらあたしは猫ちゃんを段ボールに戻し、机の上に置いた。

「そんなに構ってほしいなら構ってあげる。」


そう言ってあたしは奈智を抱き寄せ、背伸びをしてキスをした。


「ミャァ」

という鳴き声で我に帰るあたしたちふたり。