私、立川 美里は
小5の普通の小学生でした。





今、私は塾にいる。



ぼけーっと外を見る。
季節は秋。
ハラハラと銀杏が散る。
それを見ているとなんだか
元気がなくなってくる。


塾なんて
なんのために行くんだろ・・・・


【バシッ】

美「いったっ!!」
「ぼーっとしてるからさぁーwwww」

美「なによそれっ!!」


アイツは井上 直輝
小4

直「美里~一緒帰ろうな~」
美「うん!もうすぐ終わる~」



よく分からないけど・・・・



直輝といると
全部忘れられるんだ。




直輝といると楽しいし。



何て言うかこう・・・
ココロが暖かく・・・というか
ココロが包まれる。


不思議な気持ちになるんだ。