★ミルキードロップ★

ピピピピッ

私の部屋に鳴り響く目覚まし時計が朝がきたことを思い知らせる


『もぅ朝か…学校行きたくないな』

そう言いながらも仕方がないことだと思い渋々準備を始めた

『いってきます』


誰もいない家に挨拶をして思い足取りで学校に向かった


なんか登校するだけでビクビクしちゃうな…誰にも会いませんように…


歩いていると突如の悲鳴の声が聞こえてきた


「キャー裕希様一人登校ですか!一緒にいきましょ」


「いいえ私と」


「私とよ」


それは裕希君を中心に女の子達が囲っている光景だった