結乃だけの不良王子様



「最初は冷たかったの…だけどね、あたしがしがみつくと抱き締めてくれるの…どうゆう事なのかな?」


は?抱き締めた?ユミを?
あり得ない。ムカつく、最低

だけど…冷静になって考えると
自分も同じような事してるから
一歩引いてその行為を許した。




けど…ユミに言われた次の
言葉で結乃の心はズタボロに
刻まれたんだ。


「廉にあたし思わずキスしたの、そしたら廉もキスしてきて…………………流れでしちゃったの」




………………もうユミに言われた事がショックで何も言えなかった。

身体の関係を持たれて結乃
どうしろって言うの?
結乃に何してほしいの?

分からない。
溢れそうな涙を必死に我慢して
ユミの話をずっと何も言わずに聞き続けた。



帰り際ユミに


「これからも相談に乗ってね、結乃ちゃん」


と言われた時に…もしかして
結乃が付き合ってるのを知って
嫌がらせをしているのかと察してしまった。



これから色々聞きたくない話
も聞くようになるのかな…


どうすればいんだろう………。