下駄箱に行くと、湧也が居たんだ。 会えたことが嬉しいけど、素直になれない私は、冷たく 「なにしてんの?」 って言っちゃったんだ(泣) あぁ…ごめんなさい(泣)ほんとは会えたことが嬉しいんです…。 なんて心中で思った。 「美愛!おつかれー!!美愛を待ってたんだー♪」 笑顔で言う湧也が可愛くて、そんな事言ってくれる事が嬉しすぎて、うつむいてしまった。 でも気付かれたくないから平常心で話す。 「どうしたの?なんか用事?」