ストーカー!?




 3人!?





「平気だよ」





 そういう叶愛もどこかおかしいんだろうか。






 コーヒーをこっちに持ってきた叶愛は1人ずつに笑顔で渡していく。





「お砂糖は?」

「棚の中」

「はーい」




 やたら多めに砂糖を持ってきた叶愛は3本位を自分のコーヒーにいれる。




「叶愛、コーヒー…飲むの?」




 確か苦手だったろ。





 そう思ったけど、叶愛はこう答えた。




「この家にコーヒー以外飲み物があるなんて考えられない」




 そう言った叶愛に対して凍弥は小さく笑いながら「うん」と言う。