冷めてしまっている2人分の夕食を眺める。 私もそんなにたくさん食べれる方じゃないし、1人分が限界。 ここ2,3カ月…家でご飯を食べない彼だけど、いつ食べてくれるかわからないし…毎日作る。 勿体ないから明日の私のお弁当になる。 夏場は傷まないか少し心配だけど…。 会社での付き合いも大変なんだと思うから、そんなに言えないしね。 食器を洗ってお風呂に入って寝室に行くころには彼はもう夢の中。 「おやすみ…」 隣に潜って目を閉じる。