*叶愛side*



「おやすみ」

「また明日な」





 のや…空汰君に送られてマンションの前に来る。





 手には少し大きなぬいぐるみがあってさっきまでの幸せを感じれる。






 大和がいながら空汰君にドキドキしたのは事実で、頭の中の大半が空汰君が占めてるのも事実。





 部屋に入る時は少しの罪悪感を感じる。






「ただいまー」

「…遅い」

「あ、今日は早いんだね」

「…風呂沸かして」




 自分で沸かせばいいのに。




 まぁ、疲れてるだろうし…何も言えないけどさ。





 急いでお風呂のスイッチを入れる。




「夕食食べた?」

「ん」



 んって…食べたってことだよね…?




 じゃあいいか…。