「叶愛?」 ノックして、中に入ると純白のドレスを身にまとった本当に天使だと思うくらい綺麗な叶愛。 「…綺麗でしょ?」 近くにいた風花が笑って言う。 「うん、本当に綺麗。叶愛、可愛いよ」 俺がそう言うとほんの少し頬を赤くして下を向いた叶愛が可愛くて、これからの生活に希望が沸く。 「幸せになろうな?」 「うん…もちろん」 大きな茶色の扉を開けると、会場が沸いた。 ―――――――――