*空汰side*




「もうこんな時期かー…早かったなぁ」





 白い家具で統一された部屋に俺と凍弥。







 今日は神に誓う日。






 俺らの永遠の愛を。






 あ、凍弥とじゃないから!






「俺らより付き合うの早かったくせに、俺より結婚すんの遅いとか…」

「そんな変わんないじゃん。無事俺も就職出来たわけだし! 叶愛もね」





 俺は母校に務め、叶愛はまだ勉強中。





 一発で受かった就職試験に感謝しながら、叶愛にプロポーズ。






 まさかの1週間前に、凍弥と風花の結婚式。





 風花より叶愛のが泣いてて、手間がかかる。