可愛い系男子




 それとほぼ同時に、空汰君に腕を引っ張られてソファに逆戻り。






 声を出す暇もなく、キスが降ってきた。






 ぎゅっと目を瞑る私。





 何度も何度も角度を変えながらのキスから愛を感じる。





「可愛い」




 火照った頬を撫でられながら耳元で囁かれた。






 お風呂上がりの空汰君の頭から私と同じシャンプーの香りが漂って心地いい。






 雰囲気に流されながら、ベッドに沈んだ。