可愛い系男子

　＊叶愛side＊



　空汰君と付き合って1日が過ぎた。






　短い時間なのに、すごい愛を注いでくれてるのが痛いほど分かる。







　嬉しいんだけど、恥ずかしいよ。






　知らない間に膨らんでた空汰君への恋心は実った。






　同じ気持ちでいてくれたのが、思ったよりずっと嬉しくてあの時本当は泣いちゃいそうだったんだよ。






　だけど、きっとまた心配をかけちゃうしね。






　それに泣くとお腹にも痛みが走りそうだった。





　今は痛みどめで止まっている痛みも薬が切れると痛い。






「ねー、先生ー…お願いッ!!」

「ダーメ」

「ケチ!!」



　空汰君が試合に行って、2時間が経った頃に担当医の先生が様子を見に来た。