可愛い系男子

 *叶愛side*




「わ、真っ暗ー」





 真剣に悩んで買った食材が案外重くてゆっくりと進んでいると空が暗くなってきた。







 空汰君待ってるかな…。







 急いで帰らなきゃ。







「天海叶愛」

「え?」





 後ろから声をかけられて振り返る。






 振り返ると立っている人物に思わず体が固まった。







「ひ、昼間の…?」





 あの子だよね?





 どうして、解決したんじゃないの?