「あ、空汰! おはよー!」
「んぁ? おぅ…久保田か。おはよ」
眠そうに眼を擦りながら教室に入ってきた野山君は朝から人気者らしく囲まれる。
くあぁっと欠伸をする姿がなんとも可愛らしい。
授業が始まっても寝てる彼。
「野山! 起きろー!」
先生も野山君には甘くて、半分笑ってる。
たぶん野山君を嫌いな人なんていないだろう。
「飯~~~♪」
「わかったから、空汰お座り!」
基本男子からは犬扱いみたい。
「ねぇ、叶愛?」
「んー?」
「さっきからこぼれてるよ」
「え…? うわぁぁ…!!!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…