恋*詠歌

ちょっと近付き過ぎたのか、オレは女の子と4~5mほど離れた距離にいた。



そして……



女の子と目が合う――




肩まで伸びた少し茶色いサラサラの髪……



白いワンピースに……



細くて小さな体。




車のライトに当たっているからか、ワンピースと同じぐらい白い肌。




そして大きな二重の目はびっくりしていて真ん丸く見開いている。



――オレは体が熱くなって……



一瞬、時間が止まったように感じたのは……



彼女のキラキラした目に吸い込まれそうだからだろうか――――