恋*詠歌

「それで……オジョーのアパートでお茶とか飲んでしゃべってたら……なんか……」



「なんか?」



「なんかいい感じになって……一晩共にしたんだよ……」


田中がボソッとつぶやいた。





田中とオジョーが……

意外な組み合わせに、オレの頭は軽く混乱していた。



「一晩共にしたって……Hしたって事か?」



「まぁな。」




顔の赤い田中が、うっすら変な笑みを浮かべている。


正直、気持ち悪い。