「食べないの?」
若菜ちゃんは、シュークリームを食べるのを止め、不思議そうに俺を見た。
オレの顔は一気に赤くなり、慌ててシュークリームを食べ始める。
安心したのか、若菜ちゃんも勢いよくシュークリームを口に運ぶ。
二人沈黙のまま、シュークリームを食べる。食べる。食べる。
そして、最後の一口を食べ終わる。
オレの赤面はおさまったが、背中にびっしり汗をかいた。
「クリーム、ついてる。」
その言葉が耳に入ったと同時に、細い指がオレの口元に近付き、ふっと口をかすめる。
その指には、トロンとしたクリーム。
そしてそのまま、ピンク色のぷっくりとした唇の中へ。
オレの隣に座っている若菜ちゃんは、前を向いたまま、幸せそうにうっとりとした表情に変わる。
オレは若菜ちゃんのそんな姿を見ていると、心臓がはち切れそうなぐらい、苦しくなった。
呼吸がうまくできない。
若菜ちゃんは、シュークリームを食べるのを止め、不思議そうに俺を見た。
オレの顔は一気に赤くなり、慌ててシュークリームを食べ始める。
安心したのか、若菜ちゃんも勢いよくシュークリームを口に運ぶ。
二人沈黙のまま、シュークリームを食べる。食べる。食べる。
そして、最後の一口を食べ終わる。
オレの赤面はおさまったが、背中にびっしり汗をかいた。
「クリーム、ついてる。」
その言葉が耳に入ったと同時に、細い指がオレの口元に近付き、ふっと口をかすめる。
その指には、トロンとしたクリーム。
そしてそのまま、ピンク色のぷっくりとした唇の中へ。
オレの隣に座っている若菜ちゃんは、前を向いたまま、幸せそうにうっとりとした表情に変わる。
オレは若菜ちゃんのそんな姿を見ていると、心臓がはち切れそうなぐらい、苦しくなった。
呼吸がうまくできない。
