涙声になりながら叫ぶ。 「そんなことして欲しいわけじゃない…」 「やめる…!!あたし諒と別れるくらいなら、アイドルなんてやりたくない!!」 泣きながら叫ぶわたしを見て困ったように視線を泳がせる諒。 「紗弥歌はアイドルを続けろ…これが最後…オレはもう紗弥歌の彼氏じゃないから… アイドル、頑張れよ…」 そう言ってベンチから立ちあがった。 それと同時に力なくその場にペタンと座り込んでしまったあたしの頭をポンと優しく撫でて行った。