『ダメ?』








 「ダメじゃないけど…もう真っ暗だよ?」









 『大丈夫、じゃ今から行くわ』








 「ん…わかった」










 あたしは電話を切ると、家の前の階段に腰掛けて今日のオーディションを思い出した。