君のメロディーを大切にします。

気づいたら
流は眠りに着いていた。
立ちくらみがする。
部屋の外からいい匂いがする。
時間は午後7時。
長いこと睡眠をした事に満足感と
夕御飯のいい匂いでさらに
気分が上がった。
「流!ご飯できたよ」
お母さんの呼ぶ声。
「今行く」
流の素っ気ない態度。
今日のご飯は赤飯だった。
「何で、赤飯なんだよ!」
「別にいいじゃない!今日は入学式だったんだし祝ってもいいでしょ?」
「まぁ、嫌いじゃないし、てかさんきゅーな!俺の為に赤飯とか作って祝ってくれて!風引くなよ!」
お母さんの顔が笑顔でいっぱいになる。
「ありがとう!」
夕御飯も終わり
お風呂も入り明日の行く用意をして
再び眠りに着いた。