それでも大好きなんです




「あっ!夏希ー優樹ー!」


莉子が手を振ってきた。


私も振り返すと二人の元へ走っていった。



「夏希可愛いーね!」



「いやいや、莉子のほうが可愛いよ!」



「ありがとう!じゃあ行こっか!」



「うん!」



私と優樹は莉子と拓哉の後ろを歩いた。


莉子は拓哉にくっつこうとするが、拓哉はそれを阻止する。


その繰り返しをしてた。



「あの2人ラブラブだね!」



「あぁ、そうだね!まぁ俺らのほうがラブラブだけどね!」



そう言って、ほっぺにキスしてきた。