「あいつと何かあった?」 「え?」 「拓哉のこと」 どうしてあいつの名前だすの? やだやだやだ 忘れたいのに… 私の目から涙が落ちそうになったとき優樹に抱き締められた。 「俺じゃダメ?あいつなんか忘れるくらい俺を好きにさせる」 「…優樹?」