「だってタイプじゃないし」 「幸子は理想が高すぎだよ!」 「ねぇ、お腹すいたー」 「いきなり!?」 「ご飯食べよ!」 幸子はいつもやることが急。 でも、すごくキレイで優しくて完璧。 私たちは近くのカフェに入った。 「私はオムライスで」 「私は…コーヒーで」 「食べないの?」 「うん。お腹すいてないから」 「私のオムライス少しあげるよ」 「ありがとう」