はー、今日は学校行きたくない。 拓哉に会いたくない。 「夏希ー遅刻するわよ!」 お母さんに催促され、私は仕方なく学校に行くことにした。 教室に入ると、もうクラスのほとんどの人がいた。 「夏希ちゃーん!!」 優樹が抱きついてきた。 「おはよ」 「おはよー!」 「優樹、朝からテンション高いね」 「そう?いつもこうだから、よくわかんないや」 「まぁね、優樹は常にテンション高いもんね!」 私は教室を見回してみると、拓哉がいなかった。