それでも大好きなんです




「夏希ちゃん、ほっぺについてるよ」



優樹がティッシュで、ほっぺを拭いてくれた。



「ありがとう」



「…ガキ」



「はぁー!?私ガキじゃないし!拓哉のバーカ!」



「…ガキじゃん」



「ガキじゃない!」



「女じゃないみて」



「うるさい!」



拓哉にそんなこと言われるとは思わなかった。


正直傷付く。