「じゃあ、番号交換しませんか?」


「良いですよ」


そして俺は自分の名刺を渡した。


「今日連絡しますね♪」


「お待ちしてます」


「では!」


増木さんは走って友達の居る方へ行った。


元気いっぱいだなぁ。


容姿に合わず。


ていうか、何で俺誘われたんだ?


誘われる程親しかったっけ。


別に会うだけなら何でもいっか。


そんな気にすることでもないだろう。