「佐藤悠斗です」


「悠斗さん///」


どうしてそこで顔を赤らめる?


意味が分からない。


「君は?」


聞かれっぱなしはしゃくなので聞いてみた。


「私は増木真里です!」


増木真里さん、ね。


「良い名前ですね」


「そんなことは・・・////」


まただ。


具合でも悪いのだろうか。


「もし良かったら今度映画でも行きませんか!?」


「良いですね~」


「ホントですか!?」


だって、断る理由ないし。


「はい」