美菜が声をかけると、保健室のドアがゆっくりと開いた。 入ってきたのは、樹杏先輩だった。 「先輩?どうしたんですか?」 「ごめん!」 ええ!? いきなり謝ってきた・・。 「実は花火ちゃんを襲った2人組は僕が指示したんだ!」 「え・・・」 「ヒロを焦らせようと思って・・」 「その不良役が、本当の不良にビビって花火を置いていった。しかも1年だったんだろ?あの不良。」 沢野の口が悪くなってる気がする。 「ほんと、私の友達に何やってるの?・・バカ兄。」 「ごめん・・美菜。」