ドS王子様にご用心。



『……っ。』


私の何度もの謝りで
侠太は何も言わなくなった…。


『分かった…。お前が、そう言うなら俺は黙ってる…。』


侠太…!


『ほ…本当に…?『ただし!』


え…。



『もし、これが以上に起こるようなら俺は、あいつも、お前に対してこんな事やってるやつらも許さない。』



その時の、侠太の目は、
真剣そのものだった―。



『侠太…『とりあえず、スリッパ借りに行くぞ。こんな内履きじゃだめだろ。』



そう言った侠太は、
私の手を引っ張って
スリッパのある場所まで
一緒に行ってくれた。



侠太…ありがとう…。