ドS王子様にご用心。




『あいつは、関係ないです。』


陸は、とても冷静だった。
取り乱しても意味がない。と判断したのだろう…。



『そんな訳ないわ!
良いのね―!?
彼女が傷ついても!
私とそういう約束だったはずよ!!!』



―――…


その瞬間、陸の瞳がどんどん変わっていくのが私には、分かった。







『あいつは、俺が守ります。あいつには、手出さないで下さい。』


陸…。


『な…何よそれ!!』




『忠告は、一回しかしませんよ。先輩。じゃあ、俺、部活有るんで』


『ちょ…陸!!!』


陸は、そう言ってその場を後にした―。



―――――…―


陸…ありがとう。
私の為に…。
私、やっぱり陸の彼女で
よかった…。


私は、心からそう思った。