そこに立っていたのは、
陸と同じバスケ部の
新沢ケントだった。
『あ!久しぶり…!』
び…びっくりした…。
『あはは。驚かしちゃった?なんで、こんな所に居るのか疑問になっちゃって。
もしかして…、陸の事、
探してんの?』
前にも、思ったけど
新沢君は、勘が良い…!
ってか、私が分かりやすいだけなのかな…?
『そ…そうなの。
あのさ…陸知らない?』
私が、そう言うと、
新沢君は言いにくそうな
表情になり口を開いた。
『こんな話し、彼女にして良いか分かんねーけど、
陸なら…さっきマネージャーと体育館の裏に行ったぜ?』
やっぱり…
今、話ししてるんだ―…!
私も…早く行かないと…。
『あ、ありがとう!』
私は、新沢君にお礼を
言って体育館の裏へ走った。
――――――――……
『お〜い、ケント。
お前、良いのかよ。』
『は?何がっすか、先輩』
『お前の方が、先にあの子に目ェ付けてたじゃん。なのに陸と付き合っちまったしな。』
『別に…もう関係ないっすよ…。しかも、好きになってなんかないですから。』
『ふーん?お前が良いなら俺は良いけどねぇ。』
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