―――――…………


私は、涙を流したまま
教室には行けず、体育館の裏に一人で涙を流していた。


陸のばか……。


あんな所で、
マネージャーと
二人っきりで、
いくら練習とは
いえ、気に食わないよ…。





―――――――………


え――――――…。



私は、自分の持っている
感情に驚いた…。



これって…
ただのヤキモキだ――。





私…、
いつのまにかこんなにも
陸の事、好きになってたんだ―…。




前から…好きだったけど、今はその何倍も好き…。



だから、嫉妬もするし、
泣いたりも傷ついたりもする…。