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『ってか、今誰かいなかった?』


『あ…私、少し見えたけど…確か、髪の長い女の子だった…気がしたんだけど…。また、陸のファンかと思って教えなかったんだけど…。』



『髪の毛長い女の子…』




『り…陸?どうかしたの…?』




―何故か、俺の体は、去って行ったという髪の長い女子を追おうとしていた――…………


もしかしたら…―、



『わりぃ!俺、ちょっと行ってくるわ!』



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『陸!ちょっと!!』