『さっさと、行けよ?』


そう言って彼は抱き寄せた手を離した。



やっぱり…従うしかないんだよね…。はぁ…。






『分かってる…。』




私は、そう答えて、
急いでジュースを買いに走った。






――――……………
――――…


――――そう。


爽やかなイケメンの学園の王子様なんて本当に表向きだけ!!!






彼の告白を、オッケーした私は、彼の 裏 の顔を知ってしまった………。