お昼の屋上は好きだ。
空には晴天が広がって、
風がとても涼しい。



サアアア――――――………

――――………



だけど…、
私の状況はそんなに素晴らしいもので無かった。


『オイ、カレン、10分以内にジュース買って来い。』





『えぇ…。』



私がそう答えると―…、







グイッ…"きゃあ…!"


私を抱き寄せ、吐息のかかる距離で彼は言った。




『断ったら、どうなるのか分かってんのか〜?カレンちゃん?』



うぅ…。

こんなのずるい…。