鏡ーあたしの消えた記憶ー




「許してくれるの?
私ひどいことしたんだよ。」



「それでもいいじゃない。
過去のことなんだから。
桃は私のこと本気で
嫌いになったんじゃないんでしょ?
嫌いでいじめてたんじゃ
ないんでしょ。

前のように仲良くしてくれるなら。
もう二度と裏切ったりしないなら
私はそれでいい
。」



「まゆ……。」



桃はやっとふりむいてくれた。


「大好きっ!」


「私もすき。桃。


「う…りぇしいよ……
。」


「ちょっと泣かないでー!ぐすっ…」


「ま…ゆだって泣いてる。」


「あ…お互いさまだね。」



私たちはこうやって
過去を乗り越えたようにみえた。



まだ終わってなかったのに。