鏡ーあたしの消えた記憶ー




『真弓さん。真弓さん。』




鏡が私を読んでいる

『過去の一部をみたくは
ありませんか?』




そりゃ……知りたいに
決まってる。



でも怖い。



『あなたはそうやって
辛いことから逃げている』



鏡はまるで
私の心をよんでいるのかのように
その言葉をいった。