泣かないprincess!!!!

ー唯sideー

俺、松原唯(まつばらゆい)。

なぜか、護衛を任された。

しかも、苦手な女の護衛。
俺は過去にあまりいい思い出がなかった。

だから、今でも信じられない。


「ねぇ、何て呼べばいいですか??」
「適当に唯でいいよ。」

そっけなく返しても、彼女はにこにこ笑う。


「なぁ、敬語やめてくんない??」
「わかった!!」


彼女は俺にとびっきりの笑顔を見せて、一葉の方に走っていった。


アイツは俺の知ってる女どもとは違うかもしれない。


俺は静かにため息をついた。