みたことのない娘だった。


赤茶色の髪を肩甲骨くらいの長さで切りそろえており、

小柄で細身なからだを高そうな服がつつんでいる。


あぁ、お嬢様か…!


そうだとしたら方向的に家に帰るとみえる。


お嬢様にちかづきたい


気づくと俺は、あの娘をおいかけていた…‼