「まぢ?俺、30年間誰も勝てなかったスノーホワイトに勝っちゃったの?」 「…………」 すぐに手当てしなければ命も危ないほどの重傷にもかかわらず、学園長は動こうとはしない。 「さあ、これに判子を押してもらおうか」 学園長が男を睨み付けたその時―― 「学園長先生!!」