「風よ吹け! ……スノーホワイトを風下に」 突然の向かい風に、思わず目を覆う。 「スノーソード!」 無数の小さな剣でなんとか攻撃をしようとするが……。 「馬鹿だなぁ、そんなの届きませんよ」 あまりの強風に、攻撃がもろに返ってくる。 「うぅっ」